デンタルフロスにも色々ある
デンタルフロスは大きく分けて2種類。
糸ようじのようなホルダータイプと、必要な分だけ切って使うロールタイプです。
ロールタイプは両手の指に巻き付けて使うので、難しさを感じることがあります。
慣れてない人は、ホルダータイプが使いやすいでしょう。
フロス糸の種類は、汚れが落ちやすいナイロン製、ソフトで負担の少ないポリエステル製、細くて丈夫なポリエチレン製といった3種類です。
お子さんに使う場合はナイロン製をお薦めしますが、痛みを感じる場合にはソフトなポリエステル製が良いでしょう。
フッ素が入っているものや、香りがついているもの、水分を吸収して糸が膨らむものなど、様々なデンタルフロスが販売されています。
ドラッグストアなどでも購入できますし、歯科医でも購入できます。
ひとつずつ試してみながら、お子さんに合ったデンタルフロスを見つけてみましょう。
家庭でのケアだけでは残念ながら不十分です
歯磨きやデンタルフロスの活用はとても大切ですが、家庭でのケアだけでは残念ながら不十分だと言えます。
ですから定期的に歯科医でのメンテナンスを受けることをお薦めします。
歯医者を嫌うお子さんも多いのですが、それは痛みを伴う治療を最初に味わうから。
虫歯がない、痛みがない状態であれば、歯医者さんは怖い所ではありません。
小さいうちから歯医者に慣れておくのも大切なことでしょう。
歯科医で歯科検診を受けることで、虫歯の早期発見ができるだけではなく、ブラッシング指導やクリーニング、フッ素塗布などを受けることもできます。
歯科医師と相談の上、お子さんに定期的な検診を受けさせましょう。
家庭でのケアだけに頼らず専門医の力を借りながら、お子さんの大切な歯を守っていきましょう。